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(2008-04-26)
MyProdoc・プロフェッショナルドクターの20年4月バージョンの作業も終了に近づきました。
どちらのユーザーも最終的に電送レセプトシステムに移行していただきたいと思っています。
電送レセプトシステムにはいろいろな立場からの批判がありますが、一度使ってみると
大変に便利で、今までのレセプト作成の面倒さは一体なんだったんだろうという気持ちになります。
ただ電送レセプトになっても国保連合会へは紙の請求書を提出しなければいけないのが
理不尽に感じます。

MyProdocはMySQLというSQLデータベースサーバーに移行して、データの安全性の確保、
処理の高速性を獲得しましたので、当面は安心ですが今後はユーザーの皆様の
要望の強いインターフェースの改善に努めて行きたいと思っています。

またJAVAなどへの移植も長い目で見て必要になるかも知れないと考えています。

(2008-03-13)
現在、MyProdoc・プロフェッショナルドクターの20年4月バージョンの作業中です。
数ヶ月前に、
MyProdocのデータベースエンジンであるmysql AB社がサンマイクロシステムズに買収されました。
サンマイクロシステムズといえばJAVAの開発元です。
JAVAはすでに組み込み系や金融機関のシステムにも数多く使用されていますので、
すでに広く認知されている言語といっていいでしょう。
パッケージなどが複雑化しすぎてしまったという批判もありますが。
SwingでみるGUIはとても美しいものです。
その開発元であるサンマイクロシステムズの傘下にmysqlがあるということは、
MyProdocのフロントエンドアプリにJAVAをもってくるというのもアリだと思います。
なにしろ、ブラウザーのインターフェースはどうやっても限界がありますから。
ただ、JAVAはWEB上でのアプリ開発が多くて、デスクトップアプリケーションの例はあまり聞きません。
無料統合開発環境のEclipseでの開発も整備されているので、期待が持てそうな気がする昨今です。
わたしはEclipseをベースにした有料のJBuilderを使っていますが、正直どの部分がJBuilderなのか良くわかりません。


(2006-06-23)
村上ファンド事件で、オリックスの宮内が村上ファンドに深く関わっていたことにあらためて焦点が当てられました。
これで、宮内が議長を務める規制改革・民間開放推進会議の答申が胡散臭い目で見られるようになるのは必至です。
医療機関の株式会社参入はこれで実現不能でしょう。
小泉首相もすでに辞任後は野となれ山となれ体勢ですからね。


(2006-05-23)
保険制度改定時期がようやく終わりましたが、保険制度はどんどん改悪の方向へ向かっています。
残念ながら医師会はまったくなす術が無いようで、医師会の一員として残念至極ですね。
もはや医師会は自民党支持をやめて、福祉医療党でもぶち上げたらいいのではないでしょうか。
混合医療が解禁になったら、医師会もしくは医師集団を株主とした医療保険会社を設立し、独占的に医療保険を取り扱うことも視野に入れるべきでしょうね。
独占禁止法に引っかかるかもしれませんが。
虎視眈々と医療を食い物にしようと狙っているオリックスの宮内などの向こうを張るような手立ては必要でしょう。


(2004-08-05)
電子カルテをお使いでなくとも、診察券を作っておられる医療機関が多いとおもいますが、
プラスチックカードの診察券は、患者さんに取ってはあまり好評ではありません。
特にお年寄りの場合は、何カ所もの医療機関に通院する事もあって、かさばるのが難点です。
そこでお勧めするのが、家電量販店(ヤマダ電機など)でポイントカードとして作ってくれる薄いぺらぺらのカードです。
表面に何度も書き込みが可能(たとえば次回予約日などを)で、薄いために何枚あってもじゃまになりません。
結構強度もありますのでお勧めです。
MyProdocでこのカードの読み取り書き込みを取り入れたい場合はお申し込みください。


(2004-08-04)
PHPのサーバーサイドカルテで、カルテの入力・参照はおおよそ可能になりましたが、
やはり、ブラウザでのデータベース操作はワンパターンで、おもしろくはないです。
どうしても不自由さがつきまといます。特にデータの移動関係で、何となく全貌が見えない感じがよくありません。
実際にはグラフ作成、描画なども可能ですが、JAVAでiアプリを作るときのようなもどかしさを感じます。
フォームデザインを自由に決める、きめ細かい動作をさせる、などはやはりデータベース操作可能な
開発ツールが一番だと痛感しました。
そんなわけで、今後はクライアント側からももっと高速に入力ができるシステムに力点を置きたいとおもっています。


(2004-04-19)
電子カルテをお使いの先生方は、無停電電源装置をお使いのことと思いますが、
あれは結構有効期間が短いものです。
また、従来のものは鉛のせいか、重くて、そろそろ買い換えなければいけないと思っていても、
あの重さのことを考えると、ついつい放置してしまうことになります。
ですから、一応コンピュータにつなげていても、実際には役に立たないという場合も多々あるかもしれません。
それと、地方によっては雷が多く、雷が鳴り出すとどうしても電流のサージが怖くてコンピュータをシャットダウンせざるを得ないことがあります。
ところが最近見かけたのは、マルチコンセントタイプで、サージ保護と、電源バックアップ機能を兼ね備えたUPSがあるのですね。
大変軽いので、これなら、ということで手軽に買えます。
これもお勧めしたいものの一つです。


(2004-04-18)
フリーソフトのLightLine2を使っていますが、大変便利です。
だまされたと思って使ってみてください。
IPアドレスでコンピュータを識別しますから、MyProdocユーザーにはもってこいのソフトだと思います。
インストールしませんので、レジストリを変更しません。
各コンピュータにファイルをおいて、ショートカットを作って、毎朝起動させておきます。
事務から、診察室、処置室などの連絡に個別に連絡できますし、チャット機能もあります。
これで、診察室からわざわざ患者さんを呼び出さなくとも、受付で呼んでくれます。
採血・処置なども処置室を呼び出してメッセージを送れば向こうでカルテを開いてやってくれます。
無言ですべてが進行します。
無言よりも、あちこちで声が飛び交ってにぎやかな方がいい、という向きもあるかもしれませんが、
@移動しなくても指示を出せる、
A患者の手前、言いにくいこともメッセージを送れるという利点があります。


(2004-01-24)
久しぶりにヨドバシカメラにいってみると、こんなのがあればなあ、と思っていたのがありました。
大容量1テラバイトのLANデイスクです。
250GB×4のHDDで構成されていて、RAIDを選択できるようになっています。
いままで250GBのLANデイスクに何でもかんでもファイルを放り込んでバックアップしていまいましたが、
いつもこのHDDがクラッシュしたらどうなるんだろうか、、、という不安が心を去りません。

新製品の価格は10万円弱。
ミラーリングにして、500GB(250MB+250MB)で使用することにします。
いままで2、3回ハードデイスクがクラッシュして読み出せなくなった経験がありますが、
いずれも自作機でした。
やはりメーカー製はチエックが厳しいのでしょうね。
私の場合、HDDをデータ読み取り会社に送ってもお手上げでした。
他のコンピュータにつないでもドライブを認識できない状態だとデータ救出は不可能のようです。


(2004-12-03)
ネット上のMySQLの情報をみると、本山のMYSQL AB社では7000万だか8000万レコードがあるとかはよく聞きますが、
別のアメリカの会社では36000以上のテーブルに合計20億レコードがあって、 2時間毎に400万レコードの挿入があるとか、びっくりするような運用がなされていることを知りました。
すると電子カルテでサーバーとして稼働させているMySQLサーバーはきっとあくびしながら問い合わせを待っているはずです。
1日にせいぜい数千件のレコードを挿入する程度の電子カルテなどには、おそらくMySQLはすぎたる道具で役不足を嘆いていることでしょう。
しかしながら、データ量が少ないからといって、ファイル共有型のいわゆるデスクトップデータベースはあまりにもデータ処理能力が低すぎて、あるところから急にデータ処理速度が遅くなったり、テーブルの破損が起こり出します。
10年前から電子カルテを世に送り出して以来、我々にはやがてくるアップサイズのことが悩みの種でした。 それは主としてSQLデータベースを何にするか、ということでした。 ユーザーにしてみればSQLデータベースの条件は厳しいものがあります。
まず、
@無料かそれに近いこと
A導入・保守などの取り扱いが簡単なこと
B日本語処理が可能なこと
特に、Aの導入・保守に関しては、ユーザーに制度改定の度に、テーブルの変更や、新規作成などでコマンドラインを入力することをお願いすることはほとんど不可能です。
ところが、MySQLにはかねやんMySQLAdminという便利なインターフェースツールがあることを知って、これはいける、と確信した次第です。
ここ、4,5年というもの、プロフェッショナルドクターアップサイズ時のデータベースの選定に頭を悩ましていたのが、今では嘘のように感じられます。



環境が変化して(2004-11-20)

MyProdoc裏カルテ計画は遅々として進行していません。

数年前から液晶画面はちらつかないので、目が疲れないということで、モニターを取り替えてきました。
現在ほとんどのコンピュータが液晶モニターになっています。
先日、Dellからネット注文で2台のデスクトップマシンを購入しました。底辺機なので、6,7万円と安いものです。
診察室の机にも1台おいて早速稼働させると、17インチ画面ですからMyProdocのメインパネルもなんだか迫力があります。
底辺機とはいえ、MyProdocの稼働は相当な早さです。 やはり、時々はコンピュータを新しくするべきですね。
ただ、古いコンピュータは捨てないで、古いモニターだけを処分することにしています。
これで液晶モニターが3台机の上に並びます。患者がびっくしたりしないか心配です。
それにしても、10年前に購入した当時最高スペックのNECのパソコンはプリンタと込みでしたが、100万円でした。
今ではRaidのHDD・2個の電源を装備したサーバー機が数十万円で購入できます。

そういえば、3,4年前でしたか、いまは撤退した日本GatewayからServer機を買いませんか?という電話が入り、ちょうど購入時期だったので、Gateway7400 Serverというのを70万円くらいで購入しました。 その数ヶ月後にGatewayの撤退が発表されたのでした。
HDDの容量は忘れましたが、hot swap可能なRaid HDDでした。hot swapの予備HDDがないので、1台ハードデイスクが壊れたらどうなるだろうかと心配です。
現在もメインサーバーとして現役です。
聞くところによると、Gatewayは再度日本に上陸するらしいのですね。
そろそろ、新しいServer機を導入しようかと思いますが、さすがにGatewayから購入とはならないでしょう。前科がありますからね。
次に購入するサーバー機は日本のメーカーで20万円程度で十分な性能が期待できるでしょう。
MySQLのレプリケーション用のスレーブServerにしようと思っています。
サーバーサイド電子カルテの夢(2004-9-19)

MyProdocの運用を開始して、MySQLがサーバーコンピュータ上で稼動している状態になると、
ついついムクムクと、余計なことが頭の中に浮かびます。

そうです、MySQLとくれば、ウエブの世界で一般的なように、ウエブサーバーとしてのApache、
さらにApacheのモジュールとしてのPHPと組み合わせでMySQLを自由自在に操れるのですから、 サーバーコンピュータにApache+PHPをインストールして、イントラネット上で使用するサーバーサイド電子カルテを稼動させることができます。
MyProdocがあるのに、なぜまたそんなものが必要になるの?とお考えですか?


小児科の先生に、PDAから入力できるようにしてほしい、と頼まれたことも動機のひとつですね。

それから、実は診察室デスク上に2台のモニターがあるのですが、1台はMyProdocが稼動していて、カルテ画面が患者にも見えるようになっています。
2台目は、CD版「今日の診療」とかを起動していたり、その他ネット接続ができるようになっているコンピュータです。
しかし、実際問題として、電子カルテの画面は自分だけに見れるようにしておくべきでした。
というのも、患者の目の前でキーボードを操作して、その患者の過去のSOAPを開いたりはとてもできるものではありません。

それでは、モニターが患者に見えないように角度を変えて置けばよいのではないか、ということになりますが、それではどうしても机の上が不自然になってしまうのですね、これが。

そこでどうしたかといいますと、ソニーのVaioUという2,3年前の小さなパームトップサイズといえるくらい小さいWindowsXP機があって、これにはMyProdocは入っていませんから、PHPでブラウザ上に、MyProdocのデータを小出しにして、見れるようにしました。
この場合、患者のID番号とかをそのつど入力しなければなりませんから、この点は面倒ですが、過去のSOAPとか、処方歴などが瞬時にブラウザ上に表示されますから、VaioUの小さな画面をこっそり覗き込めばいいわけです。

これがファイルメーカーとか、アクセスなどの共有ファイルが相手であれば、ただのファイル読み込み表示ですから、考えもしなかったと思います。
このような目的で作ったPHPファイルのうち、単体で使用できるものをいずれも不完全なままですが、アップロードしていますので、興味のある方は、試してみてください。

さて、そんな動機で作り始めたPHPファイルですが、大規模なシステムには向いていないといわれています。
でも、考えてみると、今後、ウエブサーバーもなくならないでしょうし、PHPもなくなりはしないでしょう。MySQLしかり。
そして、これらを土台に作成したデータベースシステムはブラウザのほかに何のソフトもいらない、OSに依存しない。という特徴があります。
そこで、いま単体の部品をいくつか作っておいて、適当な時期にそれらを結合して、サーバーサイドMyProdocを作ってみようかな、と思っています。
で、これをMyProdoc裏カルテと呼ぶことにします。

最近作った裏カルテの見本画像をアップしておきました。

見本画像

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